パワハラとうつ病で2度の休職|それでも生き直した私のリアル体験記
新卒で出会った「逃げ場のないパワハラ」
新卒で入社したのは営業会社でした。
本社研修を終え、OJTとして先輩と同行する日々。しかしその先輩は想像以上に過酷な存在でした。
朝から晩まで営業車の中で話し続け、業務後も逃げ場のない車内で長時間の指導が続く毎日。
次第に私は萎縮し、「明日の訪問先はどこですか?」という一言すら口に出せなくなりました。メモでしか会話ができない状態にまで追い込まれていました。
心と体が限界を迎えた日
一人暮らしで楽しんでいた自炊もできなくなり、カーテンを開けることすらできない日々。
やがて寝返りすら打てなくなり、まるで背中に根が生えたように動けなくなりました。
そして、退職しました。
転職しても繰り返された苦しさ
学生時代の専門性を活かして転職し、「今度こそ失敗しない」と再スタートを切りました。
しかし次に待っていたのもまた厳しい環境でした。
上司は突然怒鳴るタイプで、いつ怒られるか分からない恐怖の中で働く毎日。
終礼後、理由もなく涙が止まらなくなりました。
うつ病を疑いながらも耐え続けた理由
「新卒は3年続けるべき」という言葉に縛られ、限界を感じながらも耐え続けました。
そしてようやく掴んだ人事異動をきっかけに、発症から4年目で精神科を受診しました。
うつ病と診断、そして治療の日々
初診でうつ病と診断され、抗うつ薬による治療が始まりました。
しかし異動は期限付きで、元の職場に戻る日が近づいてきます。
「絶対に戻りたくない」
そう思い、主治医と相談の上、休職を選択しました。
休職中に見えた「理想と現実のギャップ」
休職中は生活を立て直そうと、規則正しい生活や自炊、自己理解に取り組みました。
- 規則正しい生活
- 自炊
- ADHDに関する読書
しかし現実は厳しく、
- 5分も立っていられない
- トイレにも這っていく状態
- 外出すると頭痛で寝込む
結果的に、ほぼ寝たきりの1年間を過ごしました。
2度目の休職と焦り
一度社会復帰を試みるも、体調は追いつかず再び休職。
「もう遅れを取りたくない」という焦りが、自分をさらに追い込んでいました。
仕事の方向性や将来、出産への不安で頭の中はいっぱいでした。
本音を言えなかった私
当時の私は、一人で抱え込み、本音を言うことができませんでした。
主治医に心を開けるようになったのは、通院から5年も経ってからでした。
診察では「迷惑をかけてはいけない」と思い、症状を簡潔にまとめることばかり考えていました。
「合わない環境」から離れる決断
通院自体がストレスとなり、受診前になると不安定になる日々。
そしてある日、再び救急搬送され、入院となりました。
退院後、ようやく気づきます。
「この環境は自分に合っていない」
転機となった主治医との出会い
自分で病院を探し、新しい主治医と出会いました。
そこで初めて、本音で話すことや無理をしないこと、自分を優先することを学び、少しずつ回復へ向かい始めました。
あの頃の自分へ伝えたいこと
過去の自分に伝えるなら、こう言いたいです。
- 無理しなくていい
- 逃げてもいい
- 助けを求めていい
同じように悩んでいるあなたへ
もし今、職場がつらい、心が限界に近いと感じているなら、その感覚は間違っていません。
ここからが「再スタート」
遠回りをしてきたからこそ、今ようやく「自分の人生を選び直す」段階に立っています。

